オール電化住宅の電気設備の点検ポイントと故障時の対応|電気工事士が解説

オール電化住宅の電気設備(分電盤・IH・エコキュート)の点検と故障対応のイメージ

オール電化住宅の電気設備の点検ポイントと、故障したときの対応について解説します。エコキュートやIHクッキングヒーターを使うオール電化住宅は、200Vの大きな電力を扱うため、分電盤や専用回路の点検がとても大切です。本記事では、福岡・佐賀で電気トラブルに対応する漏電119番の電気工事士有資格者が、日頃の点検ポイントと、故障時にまず確認すべきこと、業者に頼むべきラインをまとめて解説します。

オール電化住宅の電気設備の特徴|なぜ点検が大切か

オール電化住宅は、給湯のエコキュート、調理のIHクッキングヒーター、暖房の蓄熱暖房機など、消費電力の大きい機器を電気でまかないます。これらの多くは200V(ボルト)で動作し、家庭の電気を効率よく使うために「単相3線式」という方式で引き込まれているのが一般的です。

大きな電力を扱うぶん、分電盤や専用回路にかかる負担も大きくなります。だからこそ、定期的な点検でトラブルの芽を早めに見つけることが、安全で快適なオール電化生活につながります。ガス給湯と違い、電気設備の不調は「お湯が出ない」「IHが使えない」など生活へ直結しやすいのも特徴です。

オール電化で点検しておきたいポイント

① 分電盤と専用ブレーカー

オール電化住宅の分電盤には、「エコキュート」「給湯器」「IH」などと記された専用ブレーカーが設けられていることが多くあります。まずは、これらのブレーカーが「入」になっているか、焦げや変色、異音・異臭がないかを目で確認しましょう。ブレーカーが頻繁に落ちる場合は、容量不足や内部の不具合のサインのことがあります。

② 漏電ブレーカーのテストボタン

分電盤の漏電ブレーカー(漏電遮断器)には「テストボタン」が付いています。半年に一度を目安にこのボタンを押し、ブレーカーがきちんと落ちる(作動する)かを確認すると、いざというときの安全性を保てます。エコキュートは、貯湯タンク本体のカバー内にも漏電遮断器が備わっている機種があります。

③ 200V専用回路・コンセントの状態

IHやエコキュートの200V専用コンセント・配線まわりに、ホコリやゆるみ、焦げ跡がないかも点検ポイントです。異常を感じたら通電を続けず、専門業者に点検を依頼してください。

▶ ポイント 漏電ブレーカーのテストボタンによる動作確認は、半年に一度を習慣に。分電盤の焦げ・異臭・頻繁なブレーカー落ちは、早めの点検サインです。

故障かな?と思ったときの一次対応

「お湯が出ない」「エコキュートが止まった」というときは、あわてず次の順で確認しましょう。

▶ ①ブレーカーの確認 分電盤の「エコキュート」「給湯器」専用ブレーカーが落ちていないかを見ます。落ちていたら一度「入」に戻します。

▶ ②リセット(再起動) 改善しない場合は、専用ブレーカーを「切」にして5分ほど待ってから「入」に戻すと復帰することがあります。再起動の前に、台所・浴室リモコンの電源を切り、給水バルブが開いているか・水圧が安定しているかも確認します。

▶ ③停電後の確認 停電のあとにお湯が出ないときも、まずはブレーカーの状態を確認します。復電後に自動で復帰しない機種もあります。

▶ 注意 同じエラーや停止を繰り返す場合、無理にリセットを繰り返すのは禁物です。内部部品の異常が疑われるため、給水の止水栓を閉じ、200V電源を切ったうえで、メーカーや専門業者に状況を伝えてご相談ください。

メーカーに頼む故障・電気工事士に頼む故障の違い

オール電化の不具合は、「機器本体の故障」と「電気設備側の不具合」で相談先が変わります。

▶ メーカー・販売店 エコキュートやIH本体のエラーコード表示、部品の経年劣化など、機器そのものの故障はメーカーや購入した販売店が窓口です。

▶ 電気工事士 分電盤や200Vの専用回路、漏電、配線の不具合といった電気設備側のトラブルは、電気工事士の有資格者の領域です。分電盤の交換や200V配線などは、電気工事士法により有資格者でなければ施工できません。無資格での作業は法律で禁じられており、感電や火災の危険もあります。

分電盤の点検や交換時期が気になる方は分電盤の寿命と交換時期の記事を、エコキュート・IHの導入や200V回路の工事についてはエコキュート・IH導入時の電気工事の記事もあわせてご覧ください。

福岡・佐賀のオール電化の電気トラブルは漏電119番へ

オール電化住宅の分電盤・200V回路・漏電に関するトラブルは、電気工事士の有資格者による点検・修理が安心です。漏電119番は、福岡県全域と佐賀県主要都市で、年中無休24時間対応・最短即日駆けつけ・見積り、出張費無料でご対応します。作業前後の写真でのご報告や、追加料金なしの明朗対応も心がけています。「お湯が出ない」「ブレーカーがすぐ落ちる」など、オール電化の電気設備でお困りの際は、お気軽にご相談ください。

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