アンペア変更工事の費用相場と手続きを解説|分電盤交換が必要なケース
アンペア変更工事を検討している福岡・佐賀の方に向けて、費用相場・手続きの流れ・分電盤交換が必要になるケースを、年中無休24時間対応の電気工事士有資格者「漏電、ブレーカー、換気扇修理119番」が解説します。「契約アンペアを上げたいだけ」のつもりが、実は分電盤交換や単相3線式への切替工事まで発展するケースも珍しくありません。本記事で全体像を把握しておきましょう。
目次
アンペア変更工事とは?知っておきたい3つのポイント
アンペア変更とは、電力会社と契約している「最大同時使用可能な電流値(アンペア)」を変更することです。エアコン・IH調理器・電子レンジを同時に使うとブレーカーが落ちる、新たに食洗機や乾燥機を導入したい——こうしたタイミングで検討される方が多いです。
▶ ポイント1:契約変更だけで済む場合と工事が必要な場合がある
電力会社への申込だけで完結するケースと、分電盤や幹線の物理的な交換工事を伴うケースに分かれます。
▶ ポイント2:単相2線式と単相3線式で対応容量が違う
古い住宅で使われる単相2線式は、構造上の上限が30Aまで。40A以上にしたい場合は単相3線式への切替工事が必須になります。
▶ ポイント3:工事は電気工事士の有資格者にしか施工できない
電気工事士法により、無資格者が施工することは禁止されています。安全と法令遵守の両面で、必ず有資格者へ依頼することが大切です。
アンペア変更工事の費用相場
工事内容によって費用は大きく変わります。一般的な相場感は次のとおりです。
① 分電盤交換のみ:約5〜15万円
既存の単相3線式配線がそのまま使えて、分電盤本体だけを新しくするケースです。漏電ブレーカー付きの最新分電盤に交換し、現状の容量内で安全性を高める工事です。
② 幹線(メーター〜分電盤の電線)の張替えを伴う:約10〜25万円
使用電力量に対して幹線の太さが不足している場合、屋外〜分電盤までの幹線張替えが必要になります。建物の構造や配線経路によって金額は前後します。
③ 単相2線式から単相3線式への切替工事:合計約15〜20万円
古い戸建てでよくあるパターン。電柱からの引込線は九州電力送配電が3線に張り替え、当社のような電気工事店が幹線・分電盤など建物側の設備を単相3線式に切り替えます。40A以上の契約に変更する際はこの工事が必須です。
費用はあくまで一般的な相場で、住宅構造・配線距離・既存設備の状態で変動します。福岡・佐賀の漏電、ブレーカー、換気扇修理119番では、お見積りは無料でお伺いします。
アンペア変更が「分電盤交換だけでは済まない」ケース
単相2線式から30A→40A以上に変更したい場合
単相2線式は構造上の上限が30Aまでなので、40A以上を希望する場合は単相3線式への切替工事が必須です。電柱からの引込線(九州電力送配電の工事)から建物側の幹線・分電盤まで、全体を見直す大掛かりな工事になります。
分電盤の使用開始から13年以上が経過している場合
一般社団法人 日本電機工業会では、ブレーカーの更新推奨時期を「使用開始後13年」としています。なお、分電盤の法定耐用年数(税務上の減価償却の年数)は15年です。13年以上経った分電盤は内蔵ブレーカーの更新推奨時期を過ぎているため、アンペア変更の工事に合わせて分電盤の交換もあわせて検討すると効率的です。
詳しくは分電盤の寿命は何年?古い分電盤に潜む火災リスクと交換時期もご参考ください。
漏電ブレーカーが付いていない古い分電盤
内線規程1375-1により、住宅の電路には漏電遮断器の設置が定められています。年数の古い分電盤には漏電ブレーカーが付いていないものがあります。この場合はアンペア変更を機に、漏電ブレーカー付きの新しい分電盤へ交換するのが望ましい対応です。
福岡・佐賀でのアンペア変更手続きの流れ
福岡・佐賀でアンペア変更を行う場合、契約アンペアの変更は電気の契約先(小売電気事業者)へ申し込みます(九州電力送配電は、本土のお客さまはご契約先の小売電気事業者へ連絡するよう案内しています。九州電力と契約している場合は九州電力への申込みです)。流れは次のようになります。
▶ ステップ1:電気工事士による現地調査
既存配線(単相2線式/3線式)・分電盤の状態・幹線サイズを確認し、必要な工事範囲と見積もりを出します。
▶ ステップ2:電気の契約先への契約変更申込
九州電力と契約している場合、従量電灯Bなどはインターネットまたは電話で申し込めます(60アンペアを超える契約への変更はインターネットでは申し込めず、電気工事店または保守センターへの相談が案内されています)。九州電力の案内では、アンペア変更の取替工事は無料ですが、屋内配線の容量など設備の状況によっては希望のアンペアに変更できない場合があります。基本料金は契約容量に応じて変わります。また夏場だけ契約容量を上げることはできないため、1年を通じて最も電気を使う時期に合わせて選びましょう。九州電力以外と契約している場合は、契約先の手続き方法を確認してください。
▶ ステップ3:工事実施・通電確認
電気工事士が分電盤交換や幹線工事を行い、安全確認後に新しい容量で通電します。マンションなど集合住宅の場合は、建物の所有者・管理組合の承諾が必要になることがあります。
福岡・佐賀のアンペア変更工事は電気工事士の有資格者へ
繰り返しになりますが、アンペア変更に伴う分電盤交換・幹線張替え・単相3線式化はすべて電気工事士の有資格者でなければ施工できません(電気工事士法)。費用の安さだけで業者を選ぶと、無資格施工によるトラブル・火災・将来の保証問題につながりかねません。
漏電、ブレーカー、換気扇修理119番では、電気工事士の有資格者が福岡県全域・佐賀県主要都市で年中無休24時間対応。お見積りは無料、お見積り後の追加料金一切なし、作業前後の写真でご報告まで一貫対応します。料金の詳細は料金ページもご覧ください。