24時間換気システムが動かない時の対処法|建築基準法と寿命の目安
24時間換気システムが動かない・止まってしまった時の対処法を、電気工事士の有資格者の目線で解説します。24時間換気は、シックハウス対策として建築基準法で設置が義務づけられた大切な設備です。「うるさいから」「動いていないみたいだから」と放置すると、結露やカビ、空気のよどみにつながります。本記事では、ご自身で確認できるポイントから、修理・交換の判断、必要な電気工事までを、福岡・佐賀で対応する漏電、ブレーカー、換気扇修理119番がまとめてご紹介します。
目次
24時間換気システムは建築基準法で義務づけられた設備
24時間換気システムは、2003年(平成15年)7月1日に施行された改正建築基準法により、シックハウス対策として設置が義務づけられました。建材から出るホルムアルデヒドなどの化学物質や、生活で生じる湿気・汚れた空気を絶えず排出するための仕組みです。
住宅の居室では、原則として1時間あたり0.5回以上(部屋の空気が2時間で入れ替わる量)の機械換気ができる設備が求められます。2003年7月以降に建てられた住宅は、原則この24時間換気が備わっています。法令にもとづく設備であり、健康面からも、基本的には止めずに運転し続けるのが正しい使い方です。
電源が入っているのにまったく回らない、異音がする、焦げ臭いといった症状があるときは、無理に使い続けず運転を止めて点検を依頼してください。電気系統の不具合は火災につながるおそれがあります。
動かない時にまず確認したいポイント
「換気が止まった」と感じたとき、ご自身で確認できる範囲をチェックすると、原因の切り分けがしやすくなります。
① スイッチ・ブレーカーの状態
まずは換気スイッチがオフになっていないかを確認します。掃除や模様替えのときに切ってそのまま、というケースも少なくありません。あわせて、分電盤で該当回路のブレーカーが落ちていないかも確認しましょう。ブレーカーが繰り返し落ちる場合は、配線や機器側の不具合が隠れている可能性があります。
② フィルター・本体の目詰まり
給気口や本体フィルターにホコリがたまると、風量が落ちたり停止したりすることがあります。フィルター清掃の目安は、給排気を機械で行う第1種でおおむね2〜3か月に1回、排気のみ機械で行う第3種で半年に1回程度が一つの目安です。清掃でも改善しない場合は、内部のモーターや基板の不具合が考えられます。
こうした症状は換気扇本体のトラブルとも共通します。あわせて換気扇から異音がする原因と修理・交換の判断基準もご参考ください。
換気システムの種類と寿命の目安
24時間換気には大きく分けて次の方式があり、住宅では主に第1種・第3種が使われます。
▶ 第1種換気
給気・排気の両方を機械(ファン)で行う方式。換気能力が安定しやすい一方、機器が多く導入・メンテナンス費用はやや高めです。
▶ 第3種換気
給気は給気口から自然に取り入れ、排気をファンで行う方式。構造がシンプルで費用を抑えやすく、住宅で広く採用されています。
寿命の目安は、一般的にファンのモーターでおおむね10年程度とされ、ダクト式では15年ほどとされることもあります。設置から10年以上が経過して動かない・異音が出るといった場合は、修理よりも交換が現実的なケースが増えてきます。
修理・交換には電気工事士の資格が必要
フィルター清掃やスイッチの確認はご自身でもできますが、本体の交換や配線に関わる作業は電気工事士法により有資格者でなければ施工できません。天井埋め込み型の換気ユニットの交換、配線のやり直し、分電盤の回路に関わる作業などは、無資格で行うと法令違反となるだけでなく、漏電や火災の原因にもなります。
福岡・佐賀でも、2003年以降に建てられた気密性の高い住宅が増え、24時間換気の不調に関するご相談は珍しくありません。築10年を超えるお住まいでは、換気だけでなく分電盤やブレーカーの点検をあわせて行うと安心です。換気扇まわりの対応については換気扇修理のページでもご案内しています。
福岡・佐賀の24時間換気の不調はご相談ください
24時間換気システムが動かない、効いていない気がするといったお悩みは、原因がスイッチやフィルターの場合もあれば、モーターの寿命や配線の不具合のこともあります。漏電、ブレーカー、換気扇修理119番では、電気工事士の有資格者が症状を確認し、修理・交換の判断から施工まで対応します。年中無休24時間対応・見積り・出張費無料で、福岡県全域と佐賀県の主要都市にうかがいます。原因がはっきりしないご相談だけでも歓迎です。